研究室希望者へ

 

.研究室配属条件


 卒業設計を選択したい人が望ましい。

 卒業論文を選択する人は教員が提示する選択肢から選ぶこと。

 独自の研究がやりたい人は事前に相談すること。


.配属までにしておくこと


 安高研究室を希望するものは以下の本を読んでおくこと。


 太田博太郎著 「日本建築史序説」                 (彰国社、1947)

 陣内秀信著    「イタリア都市再生の論理」     (鹿島出版会、1978)  

 槇文彦他著    「見えがくれする都市」           (鹿島出版会、1980)

 宮本雅明他著 「図集日本都市史」                 (東京大学出版会、1993)

 宮本雅明編著 「国宝と歴史の旅5城と城下町」(朝日新聞社、2000)

 宮本雅明著    「都市空間の近世史研究」        (中央公論美術出版、2005)

 五十嵐太郎著 「現代建築に関する16章」       (講談社、2006)

 原広司著       「空間〈機能から様相へ〉」     (岩波書店、2007)


.卒業研究指導方針

 卒業研究は卒業設計を基本とする。

 卒業論文を選択したいものは進学希望者とする。

 卒業設計のテーマは歴史的な場所での設計、もしくは、新しい未来的な建築を目指した設計のいずれか。


歴史的な場所での設計を選択した場合

 場所に根ざした地域環境の将来のあるべき姿を地域環境の過去と現在を見通しつつ考究するため、特定の地域環境を選び、その環境形成の履歴と固有の環境資源の分布を把握し、地域環境の固有性を抽出した上で、地域環境の望ましい将来像を、場所に即した建築レベルの具体空間として提案する。


進め方


工事中



新しくかつ未来志向の建築設計を選択した場合

 現代社会における哲学的・芸術的・社会的問題点、または、社会環境の過去と現在を見通しつつ考究するため、特定のビルディングタイプを選び、そのビルディングタイプのプログラム的問題点と展望を把握し、それに関するビルディングタイプの発展性を抽出した上で、 それがあるに相応しい場所を選び出し、 建築環境の望ましい将来像を、現実的な建築レベルの具体空間として提案する。


進め方


工事中